私は今年3月に17年間勤めた職場を退職しました。自分自身が多忙な保健師の仕事で体調を崩した事もあり、働く世代、育児中のお母さん方、高齢者のメンタルヘルスや地域の子育てを多角的にサポートする仕事をしたくて６月に起業しました。でも、まあ順風満帆という訳でもなく。
先日出席したイベントで、主催者がある人の言葉を引用して、素敵なスピーチを贈ってくれました。この言葉を聞いて、退職後に私が持ち続けたいた、漠然とした不安と焦りが吹き飛びましたので、紹介します。
アメリカの第３２代大統領フランクリン・ルーズベルトの妻で、アメリカ国連代表、婦人運動家として知られる「エレノア・ルーズベルト」の言葉です。
One thing life has taught me: If you are interested, you never have to look for new interests. They come to you. When you are genuinely interested in one thing, it will always lead to something else.
Eleanor Roosevelt（エレノア・ルーズベルト）
私が人生で学んだこと： 何かに興味を持っていれば、新しい興味を探す必要はない。向こうからあなたのもとにやってくる。純粋に一つのことに打ち込めば、常に何か他のことにつながっていく。 訳 Tomoko
無理に何か特別なことを始める必要はないんですね。
これまで自分が信じてきたことを丁寧に続けていけばよいんだと、先人の言葉に慰められ、鼓舞激励されたように感じました。
そして、
今の20代、30代の若い人たちを見て思うこと。人と違っていい、自分のオリジナリティを大切にするという教育は、間違っていないと思います。
ただ、自分の個性を追い求めるあまりに
「自分は、特別な何かにならなくてはいけない」
と、必要以上に自分にプレッシャーをかけている人が私の周りにいました。私から見ると、そのままでも十分素晴らしいのに、今の自分を承認してあげられないのは生きづらそうだなと思います。
自分のペースで、今あるものを真摯に続けていく。
Keep going. Step by step.
これでいいんです。一歩ずついこう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました😃
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