2018外国人市民と共に生きるまちをつくるinちば

「わたしの一歩!!外国人市民と共に生きるまちをつくる」

千葉市国際交流協会の  #ちば多文化協働プロジェクト

イベントのパネルセッションに、ハーバルベア代表保健師TOMOKO が参加しました。

昨今国会でも外国人の雇用、受け入れについて議論されています。

千葉市には2万3千人、およそ38人に1人は外国人市民です。多様性を生かしたまちづくりのために、市民ひとりひとりがに何ができるのか、外国出身者と一緒に「わたしの一歩」を話し合いました。

講師は、明治大学日本学研究科講師の小山紳一郎先生。

とても穏やかな先生で、最新の外国人事情を交えながらの講義を参加者は熱心に聞き入り、会場は終始和やかな雰囲気でした。外国人市民と、日本人がおよそ40名参加。パネルセッションでも、グループワークでも、参加者の意見が活発に出ていました。グループワークの良いところは、自分ひとりでは思いつかないアイデアが見つかるところですね。以下にグループワークで出た意見をシェアしたいと思います。

グループワーク1

「どうすれば外国人市民が地域の活動に参加できるか」

・町内会の存在と内容を伝える

・自治会のイベント(運動会、お祭り)に誘って、一緒に楽しむ

・回覧板はやさしい日本語で作る

・防犯の見守りのパトロールメンバーに入ってもらう。マンションの草取りを一緒にする。結果的に地域の人とと顔見知りになる

・趣味(運動、音楽など)のサークルに誘う

・料理を一緒に楽しむ(日本料理、国の料理を教えあう、食べる)

・飲み会に誘う

グループワーク2

「日本人と外国人市民が相互理解をすすめるために、自分ができることは何か」

・(外国人参加者)今日のイベントの内容を、日本語学校の友達に伝える。日本語学校では、外国人同士が仲良くなるが、地域の日本人と交流が少ない。

・ネットワークを広げる(友達、家族に伝える)

・笑顔で挨拶

・日本人が、外国人を指導するのではなく、一緒に楽しむ

・日本料理を教える、国の料理を教えてもらう

・自分が得意とするもの(バルーンアート、折り紙、あやとり、けん玉)を切り口に、外国人のこどもを楽しませたり、新しい集いにつなげる

・相手に興味を持ち、時には相手の国の言葉で挨拶する

・オリンピック、パラリンピックのボランティアに登録する

→ハーバルベアの取り組みとしては、現在のところは外国人のママのサークル参加はありませんが、ご希望があれば積極的に受け入れていきます。

ただ、月1回の育児サロンベビーとアロマは、1歳半くらいまでのお子さんが多いのが現状です。子育て中の外国人の方のうち、お子さんの年齢が大きい方については、別日を設定しておしゃべり会の開催を検討したいと思います。

「外国人の子育てを支援する」

神奈川や横浜では、子育てチャートを作成して、保健師の家庭訪問や保健指導に利用しているそうです。

eng_naka_HP

私の知る限り千葉市では、そこまで体制が整っていませんが、フォーマル(公式、行政)と、インフォーマル(非公式、NPOやボランティア団体)の両方が力を出し合って、支援の方法を考えていけたらよいと思います。

一人ではできないことも、様々な立場、職種(もちろん日本人、外国人どちらも)の人たちが知恵を持ち寄って、多文化について考え、協働していけたらよいなぁ。

ご賛同いただけるかた、ハーバルベアの活動をお手伝いいただける方も募集中です♪

お役立ちリンク:

千葉市国際交流協会 http://www.ccia-chiba.or.jp/

千葉市多文化共生のまちづくり推進指針(千葉市公式ホームページ)https://www.city.chiba.jp/somu/shichokoshitsu/kokusai/tabunka-guideline.html

かながわ国際交流財団「外国人住民のための子育て支援サイト」←これはすごい!http://www.kifjp.org/child/supporters#kosodate

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