アロマテラピーの基本①精油を安全に楽しむ

アロマテラピーを安全に楽しむための注意点
1.精油の原液を肌につけない
 精油を肌につける時は、必ず植物油などで1%以下に希釈し、つける前にパッチテストをしましょう。誤って精油の原液が直接皮膚についた場合は、大量の水で洗い流しましょう。(精油の飲用はおすすめしていません)
2.使用できる精油を確認する
 こどもや妊婦、高齢者、持病がある方、ペットは避けたほうがよい精油があります。敏感な体質の方は、香りに反応しやすいこともあります。不快感を感じるようであれば、しばらくアロマテラピーを中止したほうがよいでしょう。まず基準の半分以下の量で試してから使用することをお勧めします。
 また、妊娠時は、芳香浴法以外の利用法を実施するときは注意が必要です。医療資格を持った専門家に相談してから精油を選んでください。
3.使用量を守る
 使用量が多すぎると、香りが強すぎて気分が悪くなったり、不調を感じることがあります。使用量を必ず守りましょう。
4.火気に注意
 精油は引火する可能性があるので、台所での使用には十分注意しましょう。
5.冷暗所で保管しましょう
 精油は高温多湿、空気、紫外線により変化が早まります。キャップをしっかり閉めて、冷暗所で保管しましょう。
6.精油によく似た商品に注意
 アロマテラピーで使用する精油は、天然原料として抽出されたものです。精油によく似た外見の合成香料と混合しないように注意しましょう。
7.光毒性(ひかりどくせい)に注意
 精油の成分の一部には、皮膚に塗布した状態で日光などの強い紫外線と反応することによって、皮膚に炎症を起こす事があり、光毒性と呼びます。
 代表的なものに、ベルガプテンという成分があります。ベルガモット、グレープフルーツ、レモンに含まれます。
 外出前に肌に使用しないようにするか、FCF(フロクマリンフリー)タイプの精油を使用しましょう。
※精油=エッセンシャルオイル
<参考文献>
公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)発行

アロマテラピーアドバイザーテキスト

アロマテラピー検定公式テキスト1級

 

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